「スイートルームの長い一日」
Making of PV

6月11日にリリースされた待望のニューシングル“problem”。それに合わせ、5月26日には都内某ホテルのスイートルームにてPVの撮影が行われ た。「PV撮影が一番大変! でも、頑張んなきゃね」と、hitomi自身も撮影にかける意気込みは十分。その白熱した撮影現場のレポートをお届けする。



8a.m. スタッフを始め本日の主役であるhitomiが、続々と撮影現場に集合する。用意された衣装を熱心にチェックし、PVのコンセプトを全身で受 けとめるhitomi。納得できるまでスタッフとやり取りを繰り返すその姿勢からは、彼女が持つ真面目さやひたむきさがあふれているようだ。

10a.m. 撮影監督として抜擢されたのは、その独特な色彩感覚でファッションカメラマンとして大活躍するブルーノ氏。ムービーとスチールを自在に操る彼の魔法に、hitomiの魅力はどう反応するのか? 朝とは思えぬテンションでミーティングは続けられ、細部にわたるチェックは入念に行われた。

12p.m. いよいよ撮影開始! 長い待ち時間の間、別室で集中力を高めていたhitomiがスイートルームに登場する。「これからが長いんだよ」と微笑みながらも、少し緊張気味の hitomi。「スタート」の声に合わせ、ミラーボールの側を横切るシーンが撮影されるが、ボールとのタイミングがなかなか合わない。数回の撮りを経て出 た、きょう初めての「オッケー」に、その場にいた全員がホッと安心する。

2p.m. セットと衣装をチェンジした後、廊下シーンの撮影が開始される。通常営業中のホテルだけに、廊下へ移動するスタッフは必要最小限に規制。遠い 廊下の先に見えるhitomiを、スタッフたちは心配げに見つめるが、「俺たちって、修学旅行で芸能人を見つけた中学生みたいだね」とのセリフに笑い転げ る姿も。

4p.m. 再び室内へ移動し、今回の共演者であるトニーとのシーンが撮影される。トニーはアメリカで活躍する売れっ子俳優兼モデル。「nice to meet you」と慣れない(?)英語で挨拶するhitomiに、トニーも「me too!」と笑顔で返す。しかしながらプロフェショナルな二人だけに、演技に対するこだわりを強く見せてくれた。

6p.m. トニーが控え室に戻った後、一人ソファで熱唱するシーンの撮影を開始。狭い部屋にカメラ移動用の機材が持ち込まれ、部屋は新たな熱気に包まれ た。「いいよ、hitomi。その調子で!」とブルーノ監督も大興奮。何度も同じ部分を歌い続けるhitomiだが、その豊かな感情表現はスタッフにも大 好評だった。

本番前の緊張した表情からも、hitomiの意気込みがかいま見える


「She is so cute! 僕もファンになりそうだよ」と共演者のトニー










「自然に演じて!」流暢な日本語で現場を引っ張ったブルーノ氏









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